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アメリカ人についての考察 [ボストン]

これについて書くと言っておきながらかなり遅くなりました。
前置き:
一応、私が個人的に発見したこと、たぶんこうと思うことを書きます。
人によって感じ方は違うと思うので鵜呑みにしないで下さい。

1ヵ月アメリカホームステイし、実際に現地の社会をちょこっと覗いてみて、自分なりに何となく分かった。
今までは、アメリカ人って「感じがよくフレンドリーで、基本的に誰にも公平で、いい人が多い」というのが私のイメージだった。
欧州人とは、仕事でもプライベートでも関わった人が多いので、特に欧州人と比較してということになるけれど、でもアメリカ人はとにかくフレンドリー!というのが私が勝手に描いていた想像。
まあ、実際に前いた会社で、アメリカ人にたまに廊下やエレベーターで会うと、どんなアメリカ人もあのお決まりの歯見せ笑顔で爽やかに
"Hi, ○○! How are you doing?"
と、欧州人と比べるとこの上なく丁寧な挨拶をしてくれることから、アメリカ人=フレンドリーというイメージが刷り込まれた気がする。
ただ、彼らとは近くで仕事をしたことがなかったので実体は謎のままだった。
だが、今回、このイメージ以外にも、ああこういう面があるんだぁというのを発見したので、以下ちょっと書いてみたいと思う。

まず、この「感じよくフレンドリー」という部分。これは実際そうだと思う。本当に、カフェでも、レストランでも、デパートでも、どこもかしこも必ず感じよくフレンドリーに挨拶してくれるし、話し掛けてくる。でも、分かったのは、これは彼らがフレンドリーだからというのもあると思うけど、でもむしろ習慣に根ざしているからというのが大きいみたいだ。
色んな人種がいるアメリカでは恐らく「どんな人にも公平に接しよう」という基本精神があると私は個人的に思っている。だから、そういう習慣の延長なのかなと何となく思った。
本当に、たまには気持ち悪いくらいオーバーで丁寧な挨拶や声の掛け合いで、この人はチップ多めに欲しいのかなぁ?とか、コーヒー以外にもクッキー買えってこと?とか、変にかんぐりたくなってしまうほどフレンドリーだ。店員のみならず、客の方もフレンドリー。たまにアメリカ人の先生と一緒にどこか行くと、見知らぬ人ともちょっと世間話をしたりしている。この辺は、私が知る限り、欧州人にはない習性だと思う。

あと、クレームを付ける時ですらものすごい笑顔で丁寧に言っている人を見たことがある。きらきらした笑顔で、
「私のオーダーが来ないんだけど、お忙しいのかしら?私、急いでるからこれ以上は遅れるとかなり困るんだけど」と。
見て、うわ、すごっ、気味悪い、と思ってしまったのは言うまでもない。
声のトーンが怒り口調になると同じ英語の文も、
「私のオーダーまだなの?忙しいの?私、急いでるから困るんだけどっ」と荒っぽく聞こえる可能性もある。
でも、私が聞いたのは前者のような響きだった。
(ただ、これはアメリカ人の先生に確認したところ、最大級の嫌味っぽい態度でもあるそう。大袈裟に丁寧に笑顔でクレームをつける=嫌味、なのだそう)

あとアメリカ人は自己主張が強くて身勝手だと人から聞いたことがあって、「へぇーそうなんだ、意外」と以前は思っていたが、これは今では頷ける。本当に、自己主張というか自分のことを話すのが好きだ。とにかくよくしゃべる。そして人の話を聞くのが苦手?なのかも、と思うこともあった。もちろん、個人差もあるけれど、自分のことを話すのが好きな人が結構多い気がした。これは、前回の北米の旅で出会ったアメリカ人もそういう傾向があったので、話し好きなんだなぁと何となく思っていたが、今回は1ヶ月間アメリカ人の先生から英語を習って確信した。

その最たる例が、私が最終週に遭遇した女性の先生だ。
以前もブログで書いたが、午前はグループレッスン、午後はマンツーマンの個人レッスンを取っていた。
http://blog.so-net.ne.jp/sana-n/2006-04-07
http://blog.so-net.ne.jp/sana-n/2006-04-07-2
http://blog.so-net.ne.jp/sana-n/2006-04-20

で、午前中のグループレッスンで、最終週だけ先生が変わってしまった。しかも、この週は私のクラスのレベルには生徒が来なかったため、生徒は私1人。午前中も、新しい先生とマンツーマンレッスンになってしまったのだ。だが、ぶっちゃけて言うと、この先生、しゃべりだすと止まらずかなり大変だった。いい人なのだけど。でもいったんしゃべりだすと「生徒に英語をしゃべらせて、それを直してあげる」という本来の先生としての職務を忘れてしまうらしく、初日は講義を聞いているみたいだった。ただ、毎回これでは困るので、こちらの要望を伝えると、「ごめんなさい。気をつけるわ」と一応言うのだが、でも話が始まると止まらない(笑)。この繰り返し。なので、しまいには、私も
"It's my turn to speak!"
"Let me finish!!!"
を連発し、半ば叫ぶ(?)ような感じで、先生を遮ってしゃべるという形になってしまった。まあ、これが1週間も続いたので、ちょっと疲れた。アメリカ人と仕事をしている人が、「結構自分中心なんだよねぇ」と言っていたのが、よく分かった気がした。人の話を聞くよりも、とにかく自分のことを話す人が多いのかなぁ、きっと。
(こう書きながらも、この前の週までの先生は、いっぱいしゃべらせてくれたし、聞き上手だったので、絶対に個人差があるというのがあくまでも前提ですが)

さて、基本的に初対面時には誰にでもフレンドリーで、かつよく話すアメリカ人だが、一方で、実は仲良くなるまでに時間がかかるかも、とも感じてしまった。彼らって本当にフレンドリーに見えるし、色々と話し掛けてくれるし(もしくは話しまくるし)、しかもちょっとしたことでも誉めてくれる(そうそう、この誉め殺しか?と思うぐらいの誉め方もアメリカ人の特徴なのでは?と思う)。
でも、会話している時間は結構長いんだけど、なかなか相手の中身とか、素の部分が見えてこない、という妙な感覚を味わってしまった。なんかその人の本当の本質になる部分が見えてこないし、そこまで手が届かない。フレンドリーな笑顔と振る舞いの中にも、何重にもよそ向きの顔みたいなバリアが張り巡らされている気がして、そこから次のステップに行けない。なんか、そんな感じなのだ。

私の経験からすると、欧州人は結構素っ気なくて、無愛想な人も多いし、時にはすごい皮肉屋な人もいるけれど、だいたい何度か話していると、その人の素の部分がすぐに見えてくる。逆に結構普通に素を見せてくれて、あまり気を遣いすぎる必要がない。打ち解けてくると、すごいフランクに話してくれる。アメリカ人みたいに、大袈裟に誉めたりとか、オーバーなフレンドリーさもないけれど、適度な心地よい距離を保ち易い。あと、人の話もよく聞いてくれる。まあ、欧州人だとノンネイティブ同士だからというのも一つあるかもしれない。でも同じ英語ネイティブでも、イギリス人の方が、親しくなれるまでの時間は短いし、変に構える必要がなく接するのが楽な気がする。あと、アメリカ人よりは聞き上手のような気がする。まあ、彼らはかなりブラックな皮肉とかをよく言うけど(笑)。

と、長々と書いたけれど、たった1ヶ月という短い間だったので、依然としてアメリカ人については謎な部分が多い。でも実際に接する機会が持てて本当によかった。これから、アメリカ人と仕事をすることがあるかもしれないし、ちょっと予備知識ができて、実際に接する時に役立つかもしれない。

私が今まで唯一知っているアメリカ人と言えば、英会話を習っていた先生ぐらいだったからなぁ(しかも彼はかなり日本化されていた)。本当に実際に本国の人と接して、かなり新鮮な体験でした。まあ、いずれにしても、アメリカ人と話す時は、こちらもちょっと強気でがんがん発言しないと、一方的に話が展開される恐れがある(笑)というのは肝に銘じておきます。

これを読んでうんうん分かると同感して下さった方もいれば、え、違うんじゃないと思われた方もいるかもしれません。これはあくまで、アメリカ人がいいとか悪いとかいう論議ではなく、単に私の率直な感想と捉えて下さればと思います。


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